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20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗

浦沢直樹の漫画が原作の映画『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』を観てきた。全三部作の最終章。

第1章の公開から、ちょうど1年。本格科学冒険映画は、すべての謎が解き明かされ、ついに完結となった。

もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。

当初の予告どおり、物語のラストと、ラストに繋がるまでの過程が原作とは異なり、全体的にすっきりと、必要な部分はしっかりとして、原作より分かりやすくなっているような気がした。それでも、原作は読んだ方がいいような……。

さまざまな伏線を回収し、多くの登場人物それぞれのストーリーに決着をつけ、何とか収束させるために、この最終章は、かなり駆け足で展開されていた。そのため、消化不良な部分も出てきていたが、それは仕方のないことだったのだろう。

最終的には、原作の壮大で難解なストーリーを、たった三部作の映画に、よくここまでまとめることが出来たなと感心したし、昨今の原作モノの実写化のできに比べれば、大好きな『20世紀少年』の実写映画化としては、十分に満足できる作品だったと思う。

Blu-ray Boxが出たらぜひ購入して、全三部作を、もう一度じっくりと楽しみたい。

Casa BRUTUS 特別編集 浦沢直樹 読本

マガジンハウスより発売された『Casa BRUTUS 特別編集 浦沢直樹 読本』を購入。

浦沢直樹といえば、『YAWARA!』や『MONSTER』、『20世紀少年』など、数多くの作品を生み出し、日本を代表するといっても過言ではない漫画家のひとり。

このムックは、映画『20世紀少年 <最終章> 僕らの旗』の、今週末からの公開にあわせて発売されたものと思われるが、中身は映画の宣伝ではまったくなく、浦沢直樹のこれまでの作品郡の解説、ロングインタビュー、仕事場であるスタジオナッツの風景、作品の制作プロセスなどなど、じゅうぶんに満足できるボリューム。

なかでも、浦沢作品が、海外でどのように受け入れられているかということを紹介した記事が、日本人とはまた違った目線を知ることができ、とても面白い。

このムックで、浦沢作品の世界にたっぷりと浸りながら、今週末に公開される映画を楽しみにしよう。

20世紀少年 <第2章> 最後の希望

浦沢直樹の漫画が原作の映画『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』を観てきた。全三部作の第2章。公開前日にテレビでやっていた『20世紀少年 〜もう一つの第1章〜』で前作を復習し、準備万端で映画館に。

なんというか、ほんと大満足。前作以上のテンポと盛り上がり。原作の単行本約10冊分をギュッと詰め込み、よりいっそう面白く仕上がっていた。

今回、新しく登場した人物も多かったが、中でも遠藤カンナ役の平愛梨が、思っていた以上によかった。かなり原作を勉強しているなという感じ。また、小泉響子役の木南晴夏。これがまた、かなりいい味を出しており、原作の小泉響子が、そのままスクリーンに飛び出してきた雰囲気。周りのベテラン陣を、思いっきり喰っていたね。

ところで、登場人物やさまざまな場面で、原作そのままというシーンが多いのは前作と同じだが、話の展開が、原作とは少し違う感じになってきている。制作発表時にあった「物語のカギを握る『ともだち』に関し、原作とは違う新解釈」というあたりが、第3章に向けて、少しずつ顔を出し始めてきたというところか。

ラストとなる第3章は、約半年後の8月29日公開。楽しみに待っていよう。

そういえば、第2章の公開に合わせて、第1章のBlu-rayが発売されていたので、初Blu-rayソフトを購入しようかとも思ったのだが、おそらく全三部作のBlu-ray Boxが出そうなので、それまで我慢。……出るよね?

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