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OpenSky

金沢の街を舞台に開催されている、プロジェクト型の展覧会「金沢アートプラットホーム2008」に行ってきた。いくつかのプロジェクトをまわったが、一番の目当てだったのは、金沢市民芸術村で行われている、八谷和彦の「OpenSky展」。

このOpenSkyプロジェクトは、メディア・アーティストの八谷和彦が、「個人的に飛行装置を作る」プロジェクトとして、2003年に開始されたもの。プロジェクト初期の頃から、Web上で情報が公開されていたので、たびたび注目して見ていた。ちなみに、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』に登場する「メーヴェ」という架空の飛行機が、機体コンセプトの参考になっている。

OpenSky展の初日には、実際にテストフライトも行われていたのだが、残念ながら見に行くことはできなかった。しかし、会場内には、テストフライト当日の写真や映像なども展示されていたので、少しは雰囲気を味わうことができた。

プロジェクトタイトルの「OpenSky」とは、万人に空を開放するという「ひらけ! そら」という想いが込められている。優雅で美しい機体に乗り、誰もが大空を自由に飛行する。まだまだ発展途上だが、とても夢のあるプロジェクトだ。

本当にそうできたらいいし、憧れもあるんだけれど、実は、高所恐怖症なんだよなぁ。

M-02全体

M-02前

M-02後

大谷芳照が訳したスヌーピーの世界展

金沢21世紀美術館で開催されている「大谷芳照が訳したスヌーピーの世界展」に行ってきた。

スヌーピーで有名な、世界中で愛されている新聞コミック『ピーナッツ』。その作者、チャールズ・モンロー・シュルツに、スヌーピーの絵を描くことを認められたのは世界で二人だけ。

そのうちの一人、YOSHIこと大谷芳照による、優しくてユニークな作品群。その中でも、『ピーナッツ』で描かれた1コマの絵と、漢字などの文字を融合させた墨絵シリーズ「PEANUTS FOUND IN TRANSLATION」は、それぞれの作品がひとつの言霊となり、見る人を『ピーナッツ』の世界へと誘う。

大谷芳照なりの表現で描かれたそれらの作品は、漫画とは違う面からの入り口だが、ほんとうに漫画の『ピーナッツ』を読んでいるような気持ちにさせてくれた。

こんなことを書いていると、なんだかまた見たくなってきたかも。そういえば、グッズ売り場にはご本人もいらしており、図録やグッズにサインをされていた。でも、ちょっと手持ちのお金が少なくって、何も買わなかったんだよね。いまさらだけれど、図録ぐらいは買っておけばよかったなぁ。

怪獣と20世紀の夢 開田裕治展

金沢21世紀美術館で「怪獣と20世紀の夢 開田裕治展〜21世紀につなぐ幻想とロマンの系譜〜」が、今日まで開催されていた。最終日前日の昨日、こちらも怪獣関連で唐沢俊一の講演があるという事で、そちらも目当てに観に行ってきた。

開田裕治といえば、ガンダムシリーズのプラモデルパッケージのイラスト。また、ゴジラシリーズやウルトラシリーズなどのLDパッケージのイラストなどが有名。まあ、そのあたりに特に詳しいって訳でもないので、名前を言われてもピンと来なかったりはしたのだが、そう言われれば「ああ、あのイラストを描いていた人か。」と納得。実際に原画を見ても、子供の頃からよく目にしてきたイラストばかりだった。

原画を見ていると、古い作品などはリキテックスでの手描きだったが、途中からはほとんどPhotoshopで描いているようだ。リキテックスでの作品ほどの質感と風合いはないが、それでも最近のものになるとそれに近い雰囲気の仕上がりで、ほんと綺麗だったなぁ。展示スペースは狭かったけれど、かなり満足。

ちなみに唐沢俊一の講演の方は「三丁目の怪獣〜高度経済成長と怪獣ブーム」という題目で、かつて下町の娯楽の王者だった紙芝居と、その中に出てきた怪獣についてのお話。また、講談師の旭堂南湖による紙芝居講談「原子怪物ガニラ」が。かなり長編なようで途中までだったけれど、最後まで聞きたかったな。

ところで、子供の頃によく見ていた怪獣といえば、その存在自体にメッセージが含まれたものが多かったけれど、最近の怪獣ってどうなんだろう。

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