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おせん 第15巻

きくち正太の『おせん』の第15巻を買った。ずっと買い続けていた某究極のグルメコミックが90巻弱までたまった頃、そのすべてを売り払って代わりに読みはじめた、お気に入り。

舞台となるのは東京の下町、知る人ぞ知る食の老舗「一升庵」。一升庵の看板女将「おせん」こと半田仙は、一升庵の暖簾に咲いた大輪の華。おせんの言葉、立ち居振る舞い、思想。日本人が忘れかけている何か、失われつつある和の心がそこにはある。そんなおせんと、周りの人々との心温まる人情物語。

タイトルにもなっている主人公の名前「おせん」。これは、鈴木春信の浮世絵などでも有名な、江戸一番の美人と評判になった、江戸谷中の笠森稲荷門前の水茶屋「鍵屋」の看板娘「笠森お仙」から来ているそうだ。また、この作品の絵も浮世絵のような艶っぽいタッチとなっている。独特の絵は人により見づらいと感じるかもしれないが、私は読み進めていくうちに、その内容にすっかりとはまってしまった。

そんな『おせん』がテレビドラマ化され、4月22日より日本テレビ系列で放送がスタートする。主人公の「おせん」を演じるのは蒼井優。なんというか、どんな感じになるのか想像もつかないが、とりあえず最初は見ておこうと思う。

ダ・ヴィンチ 2008年3月号

メディアファクトリーより発行されている雑誌『ダ・ヴィンチ』の2008年3月号を購入。小説、エッセイ、コミックなど、さまざまなジャンルの「本」を紹介する月刊情報誌。毎月購入している訳ではないが、興味のある特集があった時など、たまに購入して読んでいる。

知らなかった本を知ることができ、私の読書生活の幅をずいぶんと広げてくれた、ありがたい雑誌。逆に、これのせいで読みたい本が増え過ぎて困ってしまうという、とんでもない雑誌。

今月号は、以前から興味があった、畠中恵の人気シリーズ小説『しゃばけ』が特集されていたので購入。この『しゃばけ』は昨年末にテレビドラマ化もされたので、知っている人も多いかな。今までは、本屋で少しだけ冒頭の部分を読んでみたり、公式サイトを眺めてみたりはしていたが、購入するまでには至っていなかった。しかし、今月号の特集を読んで、やはり買ってみようかなという気に……。これでまた、いちだんと懐が寂しくなることに。本当にとんでもない雑誌だ。

ちなみにもうひとつの特集は、あずまきよひこの漫画『よつばと!』。こちらの方は以前からコミックを持っている。私の持っている漫画の中では異色だが、なんだか疲れた心をときほぐしてくれるような気がするので、ふとした時によく読んでいる。結構おすすめの漫画。

ピアノの森

1年以上前に映画化が発表されてから、公開をずっと楽しみに待っていたアニメ映画『ピアノの森』。原作はモーニングで連載中の一色まことの漫画だ。

原作では様々な出会いを経て成長していく海の姿が描かれているが、今回映画化されているのは原作の序盤。海が初めて出場するピアノコンクールまで。そして、ピアノコンクールまでの過程とはあまり繋がりのない、細かな設定やバックグラウンドのストーリなど、原作からは色々と省かれている話が多い。まあ、その分ストーリーもすっきりとしており、原作を知らない人にも分かりやすくなっているのだと思う。これはこれで明快な映画になっており、子供から大人まで楽しめるんじゃないかな。

見所としては、海外でも定評のあるマッドハウス制作の綺麗な映像もそうだが、なんといっても劇中に出てくる、海をはじめとするキャラクターたちのピアノ演奏だろう。特に海のパートは、世界的ピアニストであるウラディーミル・アシュケナージが演奏を担当しているそうだ。綺麗な映像と本格的なピアノ演奏で、本当に心を揺さぶられる作品だと思う。是非続編を期待したい。

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