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南極料理人

西村淳のエッセイ『面白南極料理人』を原作とした映画『南極料理人』を観てきた。

南極大陸の昭和基地から約1,000kmも内陸に入った、南極ドームふじ基地。そこは、ウイルスさえも生存できない極寒の地。そんな、南極ドームふじ基地に派遣される、南極観測隊。調理担当として派遣された隊員を主人公に、8人の隊員たちの基地での生活を描く、楽しくて、あたたかくて、ちょっとお腹が空く映画。

主演には堺雅人。そのほかの隊員にも、生瀬勝久、きたろう、豊原功補などの、個性的な実力派俳優が。フードスタイリストには、『かもめ食堂』や『めがね』でもお馴染の飯島奈美。音楽はユニコーンの阿部義晴が担当し、主題歌もユニコーン。キャスト、スタッフとも、結構豪華。

原作は読んだ事がなかったが、映画も面白かったし、読んでみようかな? まあ、未読の本が何冊もたまっているので、そのうちに。

ところで、南極といえば、南極大陸のあちこちを巡り、南極観測隊のミッションを疑似体験できる、文部科学省によるサイト「南極ワンダー」が面白い。子供向けのサイトだが、大人でも十分に楽しめる内容だ。やはり、子供のころ、夢に見たかの地は、大人になっても変わらず、あこがれの地ということか。

20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗

浦沢直樹の漫画が原作の映画『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』を観てきた。全三部作の最終章。

第1章の公開から、ちょうど1年。本格科学冒険映画は、すべての謎が解き明かされ、ついに完結となった。

もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。

当初の予告どおり、物語のラストと、ラストに繋がるまでの過程が原作とは異なり、全体的にすっきりと、必要な部分はしっかりとして、原作より分かりやすくなっているような気がした。それでも、原作は読んだ方がいいような……。

さまざまな伏線を回収し、多くの登場人物それぞれのストーリーに決着をつけ、何とか収束させるために、この最終章は、かなり駆け足で展開されていた。そのため、消化不良な部分も出てきていたが、それは仕方のないことだったのだろう。

最終的には、原作の壮大で難解なストーリーを、たった三部作の映画に、よくここまでまとめることが出来たなと感心したし、昨今の原作モノの実写化のできに比べれば、大好きな『20世紀少年』の実写映画化としては、十分に満足できる作品だったと思う。

Blu-ray Boxが出たらぜひ購入して、全三部作を、もう一度じっくりと楽しみたい。

ヤング@ハート

アメリカ、マサチューセッツ州ノーサンプトンで活動する「YOUNG@HEART」というロックンロール・コーラス隊。メンバーは、なんと平均年齢80歳という、おじいちゃん、おばあちゃん。

そんなコーラス隊の活動を追った、ドキュメンタリー映画『ヤング@ハート』を観てきた。

おじいちゃんやおばあちゃんによるコーラス隊は、地元のノーサンプトンだけでなく、ヨーロッパツアーをはじめ、オーストラリアやカナダなど、海外でも多く公演を重ね、世界中で大反響を呼んでいる。その存在は知っていたのだが、映像で観るのは今回が初めて。

映画では、年に一度の地元ノーサンプトンでのコンサートを6週間後に控えた、ヤング@ハートの活動を密着取材している。

ヤング@ハートの、おじいちゃん、おばあちゃんたちは、とにかく元気。もちろん、年齢が年齢だけに、身体の面で元気とはいかず、本番前までにメンバーが減ってしまうことも……。しかし、気持ちの面では、老いをまったく感じさせないほど若々しく、そしてファンキー。

生きるとはどういうことか。ヤング@ハートのメンバーたちに「こうだっ!」と、見せ付けられ、教えられる。ほんとうに素晴らしい映画だ。

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