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ピアノの森

1年以上前に映画化が発表されてから、公開をずっと楽しみに待っていたアニメ映画『ピアノの森』。原作はモーニングで連載中の一色まことの漫画だ。

原作では様々な出会いを経て成長していく海の姿が描かれているが、今回映画化されているのは原作の序盤。海が初めて出場するピアノコンクールまで。そして、ピアノコンクールまでの過程とはあまり繋がりのない、細かな設定やバックグラウンドのストーリなど、原作からは色々と省かれている話が多い。まあ、その分ストーリーもすっきりとしており、原作を知らない人にも分かりやすくなっているのだと思う。これはこれで明快な映画になっており、子供から大人まで楽しめるんじゃないかな。

見所としては、海外でも定評のあるマッドハウス制作の綺麗な映像もそうだが、なんといっても劇中に出てくる、海をはじめとするキャラクターたちのピアノ演奏だろう。特に海のパートは、世界的ピアニストであるウラディーミル・アシュケナージが演奏を担当しているそうだ。綺麗な映像と本格的なピアノ演奏で、本当に心を揺さぶられる作品だと思う。是非続編を期待したい。

舞妓Haaaan!!!

宮藤官九郎脚本の新作映画『舞妓Haaaan!!!』。出演は阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、伊東四郎、生瀬勝久などなど。監督は水田伸生。知らなかったが、昨年観た『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』の監督だそうな。

この映画の予告編を観たのはいつだろう? 何かの映画を観に行った時だと思うが、かなり前だったような気がする。その時に予告編を観て、これはもう絶対劇場に観に行かなくてはと、公開をずっと楽しみにしていた作品だ。

とにかくハイテンションで楽しく、ばかばかしくって面白い。もうクドカンワールド全開。『真夜中の弥次さん喜多さん』ほどぶっ飛んではいないが、あれよりは万人受けすると思う。主演のひとり、阿部サダヲもピッタリのはまり役。今までは何度聞いても名前が覚えられなかった役者(失礼)。しかし、これでもう絶対に忘れないほど印象に残った。

お茶屋での舞妓さんとのお座敷遊び。これはもう、男として生を受けたなら絶対に体験してみたい憧れ。しかし、一般市民には叶う事がないであろう儚い夢。でもほんと一度でいいから体験してみたいよね。そういえば京都には何度か行った事はあるけれど、本物の舞妓さんに会った事すらないかも。まずはそこからだな。

ブラッド・ダイヤモンド

エドワード・ズウィック監督、レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー出演の映画『ブラッド・ダイヤモンド』を観てきた。ディカプリオ出演の作品を映画館で観るのは初めて。

ひとりは救いのない現実から脱出するための、最後のチケットとして。ひとりは引き離された家族を奪還するための、なけなしの切り札として。ひとりはどうしても暴かなければならない真実のための、動かぬ証拠として。一つのダイヤをめぐる、まったく違う3つの望み。狂気と混乱が支配する、舞台は内戦下のアフリカ。地域紛争が激化する「ブラッド・ダイヤモンド」の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。

ディカプリオの出演する映画の中では一番好きな映画になったかも。まあ、今までの作品であまり好きなものがなかったんだけどね。とにかくディカプリオとジャイモン・フンスーが魅せる迫真の演技が良かった。やるじゃん、ディカプリオ。見直したよ。

宝石といえば今までに何度か買った事はあったが(not 自分のため)、ダイヤモンドは一度も買った事がないなぁ。ということは、当然紛争ダイヤを手にした事はないという事で、ゲリラたちの資金源にもなっていないと、ひと安心。しかしこの問題、ダイヤモンド業界は解決したといっているが、本当に解決したのだろうか。

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