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算用数字と漢数字の使い分け

日本語の文章の中で使われる数字には、算用数字と漢数字の2種類がある。普段文章を書く時に、この2種類を、どう使い分けているだろうか。

縦書きの文章ならば、ほとんど漢数字で問題がないのだが、仕事で作るカタログやパンフレットなどの文章は、最近は横書きが多く、また、このブログのようなネット上の文章も、ほとんどが横書きだ。

横書きの文章に出てくる数字は、基本的に算用数字を使って書いた方が読みやすいと思う。しかし、例外として漢数字で書いた方がいい語句が以外と多い。そんな時に、これは漢数字の方がいいのか、それとも算用数字のままでいいのかと、悩む事がよくある。

熟語や固有名詞の場合は、何も悩む事はなく、そのまま漢数字を使えばいい。「一石二鳥」や「三寒四温」、「四国」や「九重親方」を算用数字で書くのは、どう考えても不自然。「黒い三連星」や「一発貫太くん」だって、当然漢数字だろう。

問題は、数字をカウントする場合だ。これが、なかなか一筋縄ではいかない。

続きあり升…

道明寺

桜の季節は終わってしまったが、今さらながら今年はまだ一度も桜餅を食べていない事に気付く。桜はいっぱい見たんだけどね。桜餅の時期は終わっているが、気付いてしまうともうどうしようもなく食べたくなってしまう。そこで、仕事帰りに早速買ってきて遅ればせながら今年初の桜餅を。

買ってきた桜餅は関西風の「道明寺」。粒の粗い道明寺粉の餅で餡を包んで、塩漬けにした桜の葉を巻いた桜餅だ。対する関東風の桜餅は「長命寺」。小麦粉の薄い生地で餡をワッフルのようなカタチに包んで、塩漬けにした桜の葉を巻いた桜餅。子供の頃から食べ慣れているのは関西風の道明寺の方。

まあ、このあたりには関西風と関東風の両方が売っているのだけれど、あのツブツブとした食感が好きでいつも関西風の道明寺の方を食べていた。最近は、関西風の道明寺と関東風の長命寺のどちらかだけという事もなく、両方売っている地域も多いだろう。どっちの桜餅の方が人気なのだろうか。

柿

今年も庭にある柿の木にはいっぱいの実がなっていた。といっても去年ほどではなく、今年は例年より少なかった。まあ去年大量になったので今年は少ないかなと予想はしていたが。

ところで「桃栗三年柿八年」という諺がある。何事も成就するまでにはそれ相応の年月が掛かるとか、待っていればやがて良いことがあるということの喩えだ。先日友人と話をしていてこの諺が出た時に、これに続く言葉があった様な気がしたのだがなかなか思い出せない。調べてみると以前に聞いたのは「梨の馬鹿めが十八年」という感じの言葉だったようだ。

この他にも「柚子は遅くて十三年」とか「梅は酸い酸い十八年」など色々とあるようだ。まあ、どれもそんなに待てるかっ! という感じだし「枇杷は九年でなりかねる」なんて待ち損かよっ! という感じで元の喩えからは完全に逸脱してしまっているが、どうやらすべて後付けのようだ。

同じような例がある。「井の中の蛙大海を知らず」という諺は、荘子の「秋水」の中で語られている事で、狭い世界に閉じこもっていると広い世界のことを知れないとか、狭い知識にとらわれていると大局的な判断ができないなどといった喩えだ。しかし、こちらも後付けで「されどその深さを知る」や「されど天の青さを知る」など色々な言葉が付けられると、元の意味とは逆の意味になってしまう。

色々と後付けの言葉があるが、どれもまったく違う意味になってしまうというのが面白い。やはり元の諺で忠言された人が負け惜しみで考えたのだろうか。

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