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未知は、葉山育ちの22歳。一本気な性格から最初の就職先を3週間で辞めてしまう。そして始めたのが、フリーペーパーを編集するバイト。未知は、仕事を通じてさまざまな人々の挫折や、再起に向かう姿を知る……。誰もみな思い通りにいかない人生を歩いている。それを実感しながらも、希望に向かって歩み出す未知。そして彼女を迷わす意外な恋の展開……。湘南の四季に包まれ成長していく女性を描いた傑作青春小説!

喜多嶋隆『さよなら、湘南ガール』(角川書店, 2010)表4

さよなら、湘南ガール

喜多嶋隆の新刊、『さよなら、湘南ガール』が角川文庫より。新しいシリーズ作品となるか、これからに期待が持てる新作。

これまでの喜多嶋作品では、自分の生き方をしっかりと確立し、信じる道をまっすぐに歩んでいる主人公が多かった。

しかし、今作の主人公の未知は、これまでの主人公たちとは少し感じが違う。

一本気な性格や、潮風を感じさせるさらりとした性格。曲がったことが嫌いで、納得できないことには従わないといった芯の強さは、これまでの喜多嶋作品に登場してきた主人公たちと同じだが、未知は、自分の進むべき道に迷い、悩み、立ち止まり、少しずつ少しずつ歩んでいる。

もしかすると、ほかの喜多嶋作品の主人公たちも、最初は未知のように悩み、曲がりくねった道を少しずつ歩みながら、自分の「Way of life(生きる流儀)」を確立してきたのだろうかと、想像させられる。

今作の『さよなら、湘南ガール』は、主人公の未知だけでなく、これまでの主人公たちも、少し身近に感じられる気にさせてくれる、ちょっとお得な作品になった。

CFディレクターの流葉爽太郎は、ロスを訪れていた。13年前、恋人の里美を亡くした街。そこでふいに出会ったのが、里美の面影を持つ日系五世の大学生・レイだった。彼女が撮った一枚の写真が、思わぬトラブルを招いていた。爽太郎は、彼女を救うため、ロスの街を疾る! 次第に近づく二人の心は、いつか重なるのか? ほろ苦く心に沁みる大人のラブ・ストーリー。

喜多嶋隆『君の夢を見るかもしれない』(光文社, 2009)表4

君の夢を見るかもしれない

喜多嶋隆の新刊、CFギャング・シリーズ『君の夢を見るかもしれない』が光文社文庫より。大好きなこのシリーズも、約2年ぶりの新作となる。

いつもは、まわりに流されず、我が道を走り続けていた爽太郎も、今回はめずらしく、立ち止まってひと休み、といった感じ。ちょっと新鮮。

このシリーズを通して、ずっと出てきていた、過去の事件にもひと区切りつき、なんだか、このシリーズにも、ひと区切りついたような……。

もちろん、このシリーズはここで終わりではなく、当然これからも続いて欲しい。今回の事件で、何かしら心の中で変化があったかもしれないが、いつもの、そして、これからの爽太郎の物語に期待したい。

喜多嶋隆作品の蔵書リスト

先日、amazon.co.jpで、何か面白いモノがないか探していると、1987年に発行された講談社X文庫、喜多嶋隆の『天使のアッパーカット』上下巻セットが、マーケットプレイスで安く販売されていたので、さっそく購入した。いま読んでいる本が読み終わったら、次はこれを読んでみよう。でも、ほかにも未読の本があるなぁ……。

角川文庫と光文社文庫の喜多嶋隆作品は、すべて揃っているが、そのほかの文庫本や単行本は、持っていないものが結構ある。それらは、古書店などで見つけると買ったりしているのだが、たまに、「これは持っていたかな?」と忘れたりするので、備忘録も兼ねて蔵書リストを作っておくことに。

ページ下部メニューの、Individual Pagesのところに、「喜多嶋隆作品 蔵書リスト」へのリンクを入れておいたので、喜多嶋隆作品に興味のある方はどうぞ。

蔵書は結構な数があるので、「角川文庫」「光文社文庫」「そのほかの文庫」「単行本など」の4つに分け、それぞれを、JavaScriptでタブ切り替え表示するようにした。

タブ切り替え表示用のJavaScriptは、探してみるといろいろな種類のモノあったが、このサイトでは、画像拡大&スライド表示用のJavaScriptで、prototype.jsというAjax JavaScriptフレームワークを使用しているため、タブ切り替え表示用のJavaScriptも同様のモノを選択。これで、なんとか1ページに収めることができた。

タブ切り替えって、今まで使用したことがなかったけれど、結構簡単に作ることができたし、今度、仕事でも使ってみようかな。

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