- 2008-07-03
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- テレビ, ドラマ, 本, 漫画

突然だが、和菓子は好きだろうか? 私は、洋菓子と和菓子のどちらが好きかと聞かれれば、やはり和菓子と答えるだろう。
そんな、和菓子を作る和菓子職人の漫画『あんどーなつ 江戸和菓子職人物語』第7巻を購入。パティシエを目指していた「あんどーなつ」こと安藤奈津だが、ひょんなことから浅草の老舗和菓子店「満月堂」で働くことになり、和菓子の世界に魅せられて和菓子職人を目指すことになる。和菓子のように、優しい味のする物語。今回の第7巻もそうだが、この漫画を読んでいると、ほんとうに和菓子とお茶が欲しくなる。
そんな『あんどーなつ』が、来週7月7日よりTBSナショナル劇場で連続ドラマとしてスタートする。実写ドラマ化されそうな内容だなと思っていたが、案の定。なんだか、前クールの『おせん』もそうだけれど、手持ちのコミック原作で実写ドラマ化ってのが多い気がするなぁ。まあ、今回はキャスト陣のほうも安心して見られそうな感じだが、肝心の内容の方はどうなるか。来週の月曜日を楽しみにしておこう。
- 2008-06-22
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- テレビ, 食べ物

なんだか、テレビ番組の『ランキンの楽園』の企画で、全国47都道府県のご当地レトルトカレーの中から、第一位に選ばれたらしく、製造・販売する柿里に、全国から注文が殺到して困ったことになっているらしいという「氷見牛カレー」。
ただでさえ、生産業者も頭数も少ない氷見牛なのに、氷見牛カレーのおかげで、氷見牛自体が品薄状態だとか。食べてみると、確かに普通に美味しいカレーだけれど、なんといってもレトルトカレーだからね。まあ、一過性のブームなんじゃないかな。
- 2008-06-16
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- テレビ, 落語

WOWOWで放送されていた、『志の輔らくご in PARCO 2008年 歓喜の歌』を見た。今年の2月に公開された映画『歓喜の歌』のオリジナルとなる創作落語で、今年の1月に、パルコ劇場で公演されたモノだ。
映画が面白かったので、落語の方もぜひ聞いてみたいと思っていたのだが、映画に負けず劣らず、オリジナルの落語も想像していた以上に面白い。
落語の内容もそうだが、あの語り口調と雰囲気は独特のもので、よりいっそうの面白さを演出している。さすが、今、最もチケットを取るのが難しいと言われる落語家。「志の輔ワールド」ともいわれる、立川志の輔の落語の世界を少し感じ取れた気がする。
しかし、今までにテレビでは何度か立川志の輔の落語を聴いたことはあるのだが、ライブで聴いたことは一度もない。地元富山の出身ということもあり、イベントなどで見かけたことは何度もあるのだが。そういえば昔、CFの撮影でうちのスタジオに来たこともあったなぁ。機会があれば、ぜひライブで落語を聴き、「志の輔ワールド」を肌で直に感じてみたいものだ。
- 2008-03-22
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- テレビ, ドラマ, 本, 漫画

きくち正太の『おせん』の第15巻を買った。ずっと買い続けていた某究極のグルメコミックが90巻弱までたまった頃、そのすべてを売り払って代わりに読みはじめた、お気に入り。
舞台となるのは東京の下町、知る人ぞ知る食の老舗「一升庵」。一升庵の看板女将「おせん」こと半田仙は、一升庵の暖簾に咲いた大輪の華。おせんの言葉、立ち居振る舞い、思想。日本人が忘れかけている何か、失われつつある和の心がそこにはある。そんなおせんと、周りの人々との心温まる人情物語。
タイトルにもなっている主人公の名前「おせん」。これは、鈴木春信の浮世絵などでも有名な、江戸一番の美人と評判になった、江戸谷中の笠森稲荷門前の水茶屋「鍵屋」の看板娘「笠森お仙」から来ているそうだ。また、この作品の絵も浮世絵のような艶っぽいタッチとなっている。独特の絵は人により見づらいと感じるかもしれないが、私は読み進めていくうちに、その内容にすっかりとはまってしまった。
そんな『おせん』がテレビドラマ化され、4月22日より日本テレビ系列で放送がスタートする。主人公の「おせん」を演じるのは蒼井優。なんというか、どんな感じになるのか想像もつかないが、とりあえず最初は見ておこうと思う。

映画を誰よりも愛し、独特の語りで私達に映画の楽しさを教えてくれた〈映画の伝道師〉淀川長治。『日曜洋画劇場』の解説を32年にわたり務め上げ、「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の台詞でも有名な方。
あの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」をもう一度……ということで、テレビ朝日の『日曜洋画劇場』の40周年を記念して企画されたDVD『日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説』が、昨年末に発売されていた。
内容は、番組スタッフによって厳選された50本の淀川長治究極の解説集。映画本編はまったく収録されていないが、淀川長治による映画解説が50作品分収められている。また、特典映像として、現存するいちばん古い録画と、亡くなる数日前に、病院からスタジオ入りして収録された最後の解説も収められている。
このDVDのことは「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載コンテンツ「淀川おじさん。」のおかげで知ることができた。懐かしい解説映像が観られて、あの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」が50回聞けるとなれば、これはもう買わずにいられない。すぐにネットで探して購入し、じっくりと鑑賞。
淀川長治の解説は、どんな映画でも何か良い所を見つけ、それを分かりやすく、楽しく伝えてくれていた。本当に映画が好きだったのだろう。そして、その解説を聞くと「この映画が観たい」という気持ちがふつふつと湧き上がってくる。そんな素敵な解説者が、今はもういなくなってしまったのは寂しいことだ。