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スピード・レーサー

スピード・レーサー

タツノコプロの名作アニメ『マッハGoGoGo』を、マトリックスシリーズを手がけたアンディ&ラリーのウォシャウスキー兄弟が実写化した映画『スピード・レーサー』を観てきた。

アメリカで原作のアニメ『マッハGoGoGo』が放送されたときには、『Speed Racer』のタイトルで放映され、それが今回の映画のタイトルにもそのまま使われている。ウォシャウスキー兄弟は、昔から『Speed Racer』の大ファンで、最初に観た日本のアニメも、この『Speed Racer』だとか。

ちなみに私は、子供のころ、再放送でアニメの『マッハGoGoGo』を観ていたのだと思うのだが、あまりにも昔のことなので、さすがに内容までは詳しく覚えていない。しかし、子供のころに初めて買ってもらい、初めて自分で作ったプラモデルが、この「マッハ号」だったことは、しっかりと覚えている。ということで、結構思い入れがあり、この映画は是非観ておきたかった。

内容の方だが、この映画はアニメを実写映像化したものではなく、実写を使ったアニメ映画だ。とにかく派手で目が回りそうになるレースシーン。原色バリバリでチカチカする色彩の映像。日本といえば、やはり忍者。と思ったら中韓がゴチャマゼ。そして、お約束の設定。もう、なんというか、ウォシャウスキー兄弟ってば、やりたい放題。なんだっていいじゃん、アニメなんだから。考えるなっ! 感じろっ! という感じ。

観ていると、とにかく楽しくて、あっという間にエンディング。そして、エンドロールでテーマ曲がかかると、またガツンとやられた。ヒップホップ調のテーマ曲には、日本語のオリジナル曲の一部も含まれており、とにかくかっこいい。早速iTunes Storeで購入して、ライブラリに加えておいた。

興行成績はイマイチのようだが、この映画は迫力のある画面と音質の劇場で観てこその映画だと思う。そして、もう一度言わせてもらおう……。考えるなっ! 感じろっ!

ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人。

ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人。

今年の夏、東京都現代美術館で約2ヶ月に渡り開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」。その時期に東京へ行く事があれば、是非観に行きたかったのだが、残念ながらその機会には恵まれなかった。この作品展、入場するのに1時間から2時間待ちになるくらい人気だったらしい。

作品展が大盛況だったことを受け、これらの作品やドキュメント映像などを収めたDVD『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人。』がリリースされることになったという発表を聞いた時は、すぐに予約。先日発売が開始され、家にも届いたのでじっくりと堪能させてもらった。

男鹿和雄といえば、ジブリ映画『となりのトトロ』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『もののけ姫』などで美術監督を務め、その他ほとんどのジブリ作品でも背景に携わっている。数多くの名シーンに描かれた美しい背景。時にはキャラクターではなく、背景が主役となるシーンも。

絵職人“男鹿和雄”の描いた風景。その絵には、透明感があり、光や音、匂いなどを実感として感じ取ることができ、その空間の中に自分も引き込まれるようだ。きっと、日本人なら誰もが心の奥底に持っている、原風景を呼び起こされるからだろう。

DVDには、作品展に出品された600点あまりの背景画すべてを収めた静止画集も収録されている。作品展で一枚一枚を観るように堪能することができるので、時間のある時にでもまた、じっくりと観ようと思う。プレイヤを持っていたら、絶対にブルーレイ版の方を買っていたなぁこれ。

ピアノの森

ピアノの森

一年以上前に映画化が発表されてから、公開をずっと楽しみに待っていたアニメ映画『ピアノの森』。原作はモーニングで連載中の一色まことの漫画だ。

原作では様々な出会いを経て成長していく海の姿が描かれているが、今回映画化されているのは原作の序盤。海が初めて出場するピアノコンクールまで。そして、ピアノコンクールまでの過程とはあまり繋がりのない、細かな設定やバックグラウンドのストーリなど、原作からは色々と省かれている話が多い。まあ、その分ストーリーもすっきりとしており、原作を知らない人にも分かりやすくなっているのだと思う。これはこれで明快な映画になっており、子供から大人まで楽しめるんじゃないかな。

見所としては、海外でも定評のあるマッドハウス制作の綺麗な映像もそうだが、なんといっても劇中に出てくる、海をはじめとするキャラクターたちのピアノ演奏だろう。特に海のパートは、世界的ピアニストであるウラディーミル・アシュケナージが演奏を担当しているそうだ。綺麗な映像と本格的なピアノ演奏で、本当に心を揺さぶられる作品だと思う。是非続編を期待したい。

ファーストがついにDVD化

ファーストがついにDVD化

バンダイビジュアルが、機動戦士ガンダムのTVシリーズ全43話をはじめてDVD化すると発表。ファーストガンダムの映画シリーズはDVD化されているが、TVシリーズのDVD化は長らく待たれていたので多くのファンが飛び付くだろう。

1話〜24話までを収録した第1巻のDVD-BOXが年末の12月22日発売で、25話〜43話までを収録した第2巻のDVD-BOXが来年の1月26日発売という随分先の話だが、DVD-BOXは初回限定生産らしいので今からでも予約しておいた方がいいのかな。

そういえばファーストガンダムTVシリーズのDVD化は虎の子タイトルのため、バンダイの経営が傾きかけた時の切り札としてとってあるなんて噂もあったが、もしかして合併したナムコ関連の業績が大不振というあまりのお荷物ぶりで本当にやばくなったのだろうか。

機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛

機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛

誰も知らないラスト…新訳Z完結編『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を観てきた。TVシリーズ33〜50話を元に再構築された、劇場版三部作の最終話。

随分とばっさりカットされているので矛盾点も多いが、まあ無難にまとまっているかなという感じ。第一部と第二部よりも新規カットは少ない印象を受けたが、新規カットの戦闘シーンはかなり作り込まれていて迫力があった。しかし見所といえばそれぐらいで少し残念。TVシリーズとは違い、シャアではなく完全にカミーユの話に代えられてしまったようだ。ダカールの話なんかばっさりとカットされているし。やはりZはシャアの物語でないと。

そういえばサラの声優がまた変わっていた。大人の事情か? それならフォウの声優もなんとか……。ハマーンの声優は同じだがTVシリーズよりもかなり凛とした雰囲気があり、こちらの方が好きかも。

で、誰も知らないラスト…についてはあえて触れない事にしよう。

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