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白餅と昆布餅と黒糖餅

年の瀬になり、バタバタとやることが増えてきたわけだが、わが家でも、28日に餅をついて正月の準備に入った。餅をついたといっても、昔ながらの臼と杵で餅つきをしたわけでなく「もちっこ」でついたのだが、これでもスーパーなどで買ってくる切り餅より全然美味しいんだよね。

今回のは、白餅と昆布餅と黒糖餅。ついた後、のし餅にしておいたヤツを、今日切り餅にしたついでに、さっそく焼いて食べたので、年末なのに軽く正月気分。

昔から年の瀬に行われてきた餅つきだが、うちでは、12月29日に餅をつかない。これは、昔から29日に餅をつくことは「苦をつく」ことに繋がり、「苦餅(くもち)」と言われ、縁起が悪いとされているからだ。

しかし、ほかの地方では、29を「ふく」と呼び、「福餅」として縁起が良いと、わざわざ12月29日に餅をつく風習のところもあるとか。

片方では縁起が悪いとされ、片方では縁起が良いとされる。同じ日に同じことをするのに、まったく逆のとられかたをするなんて、風習って面白いなぁ。

ぶり大根

富山湾を代表する冬の味覚といえば、なんといっても「寒ぶり」。大物の水揚げ量も少しずつ増え始め、寒ぶりシーズンもいよいよ本番という感じ。

昨シーズンの産地偽装事件を受け、今シーズンからは「ひみ寒ぶり」の名称が商標登録され、あの青いトロ箱もブランド名入りで統一化し、氷見漁協による販売証明書も付けるなど、いっそうブランド色が強まる模様。やはり高級化が進むのだろうか……。

まあ、同じ「ひみ寒ぶり」でも、サイズが少し小さいモノならば安いだろうし、漁獲量が増えれば、大物でもスーパーに安く出回るだろうから、寒ぶりを味わう楽しみが無くなるということはないだろう。

ということで、わが家でもさっそく今シーズンの寒ぶりを堪能した。味わったのは、富山湾の冬の味覚「寒ぶり」と、家の近所の冬の味覚「木津だいこん」を合わせた、最強タッグの「ぶり大根」。

料理屋なんかのぶり大根には、ぶりの切り身が入っていたりするが、やっぱりぶり大根にはぶりの残が一番。残なら安く売っているしね。

寒ぶりの旨味をたっぷり吸い込んだ大根が、もうたまらない美味しさ。もちろん、ぶりの残も、骨までしゃぶり尽くすことは忘れない。

富山の冬は、暗いし、寒いし、雪も降るしと、まったくいいことがないのだが、冬の味覚だけは楽しみだな。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第23巻

安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第23巻。角川書店の『月刊ガンダムエース』で、2001年の創刊号から約10年間にわたり連載されていたTHE ORIGINのコミックも、この第23巻で完結となった。

この『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、安彦良和が作画監督およびキャラクターデザイナーとして関わった、アニメ版の『機動戦士ガンダム』とは内容が少し違う。

従来あったいろいろな設定は見直され、矛盾点が修正されている。そして、必要のないエピソードをカットしたり、重要なエピソードは深く掘り下げたりと、安彦良和の独自の解釈で、ガンダム史を再構築して描かれている。

また、過去編として、シャアとセイラ兄妹の幼少期からの物語に絡め、一年戦争開戦へ至るまでの、アニメ版では語られなかったエピソードなども丹念に描かれている。まさに安彦良和によるガンダムの“THE ORIGIN”だ。

最終巻となる第23巻を購入後、あらためて第1巻からじっくりと読み返してみた。読み進めていくうちに、子供のころのあの気持ちがふつふつとよみがえり、エンディングにかけての盛り上がりには、熱く込み上げてくるモノがあった。

こんなに素晴らしいクオリティの作品を、約10年間にもわたって、本当にお疲れさまでした。と思ったら、最終巻と同時発売の公式ガイドブックに『アルテイシア 0083』という作品が掲載されている。一年戦争後のセイラを追った短編のようだが、これで終わっていなく、今後の『月刊ガンダムエース』の方で続きが掲載されるらしい。

嬉しいことに“THE ORIGIN”は、もう少し続きが楽しめるようだ。

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