POCKET BASE - Category:Review

かもめ食堂

群ようこ書き下ろし原作、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ出演の映画『かもめ食堂』。映画公開前から楽しみにしていたのだが結局地元での上映はなく、DVDが発売になるということでAmazonで予約して購入。初回生産限定版で、特典ディスクの小林聡美ナレーションによるヘルシンキガイド「猫と歩くヘルシンキ」やフィンランドのイラストマップなど色々と付属。発売前の予約で安く買えたこともあり満足満足。

ヘルシンキの綺麗な景観。お洒落なインテリアや雑貨。おおらかでゆったりとした日常。フィンランドという国の一般的なイメージどおりに描かれた映像と淡々としたストーリー。小林聡美の一本芯の通ったしゃきしゃきとした演技に、片桐はいりの豊かな表情と存在感、もたいまさこの独特の間。特に大きな盛り上がりもないストーリーだが、この3人がいると不思議と引き込まれてしまう。「さあ、見るぞっ!」と気合いを入れて見る映画ではなく、のどかな休日にのんびりとコーヒーを飲みながら見る映画だね。

映画の中でサチエがやっている「かもめ食堂」。メニューは日本人のソウルフードであるおにぎり。具はもちろん定番の梅・鮭・おかか。そしてトンカツに生姜焼きに焼き鮭。オールフィンランドロケの映画なのに、見終わった後はそんな一般的な日本食が食べたくなった。

フラガール

松雪泰子主演、豊川悦司、蒼井優らが出演の映画『フラガール』を観てきた。

昭和40年、石油の普及により相次ぐ炭鉱の人員削減で閉塞した北のまち。古くから続く炭鉱にこだわる人々。変わろうと立ち上がる人々。そんな中、建設が決まった温泉レジャー施設。目玉とされるハワイアンダンスショーのメンバー募集に集まった少女たちと、ダンスを教えるために東京から招かれたダンサーの女性。温泉リゾートで有名な、常盤ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)のオープンまでの実話を元にしたストーリー。

かなり訓練をしたと言うだけあって、ダンサー役の松雪泰子は迫力あるフラを披露。フラガールたちのリーダーとなる蒼井優も、練習シーンやショーでのフラはとても美しい。そして様々な障害を乗り越えてたどり着いたクライマックスのハワイアンダンスショーは圧巻の一言。感動の波が一気に押し寄せてくるようになっている。ベタだが王道の作りだ。

そういえばポリネシアン・ダンスのショーはグアムなどで実際に観た事はあるけれど、ハワイアンダンスのショーって実際に観た事がないな。一度は生でショーを観てみたいけれど、さすがにハワイでって訳にはいかないので、やはり観るならスパリゾートハワイアンズか。

UDON

監督に本広克行、主演にユースケ・サンタマリアという「踊る〜」シリーズコンビでの映画『UDON』。以前に映画館で見た予告が面白そうだったので観に行く事に。主演のユースケもそうだが、小西真奈美、トータス松本、小日向文世、鈴木京香といった共演陣もそれぞれがいい味を出しており、おおいに笑ってちょっと泣けてと期待通りの映画だった。評判ではイマイチって話だったんだけどね。

また、要潤に南原清隆、松本明子に中野美奈子といった面々がチョイ役で出ていたが、どうやら香川県出身者が色々と出ているらしい。他にもいたのかな。登場するうどん屋も、実際にあるお店と実際にお店で働く人たちで、食べられているうどんもそんなお店独自の様々な讃岐うどん。全編まさに讃岐一色。

もうとにかく最初から最後まで饂飩、うどん、UDON。こんなに観ていてお腹の空く映画も久しぶり。本当にうどんが美味しそうに描かれている。当然映画を観終わった後は、讃岐うどんのお店に直行。これから『UDON』を観に行くなら、近くの讃岐うどんのお店のチェックも忘れずに。

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