POCKET BASE - Category:Review

数々の賞を射止めた若き女性広告ディレクター・中川凛。ある事情から広告業界に嫌気がさし、東京を脱出。葉山でヨット暮らしを送っていた。クルージングと読書、そして海に抱かれて眠る日々……。そこに新たな仕事の依頼が飛び込む。気乗りのしない彼女だったが、ある少女との出会いが、心の奥に眠る想いに火をつけた――。海風のように爽やかな、大人のための青春小説。

喜多嶋隆『きみがハイヒールをぬいだ日』(光文社、2011年)、カバー

きみがハイヒールをぬいだ日

喜多嶋隆の新刊、『きみがハイヒールをぬいだ日』が光文社文庫より。

今作の主人公、中川凛は、クリエイティブディレクター件コピーライター。以前にも、コピーライターが主人公の探偵モノシリーズがあったが、それよりも作品づくり寄りな物語になっている。

同じ業界の片隅にいるものとして、今ではまずあり得ないだろうなと思ってしまうストーリーだが、ものすごくあこがれるストーリーでもある。ほんと、喜多嶋作品によく出てくるような、理解あるクライアントに巡り合いたいものだ。もちろん、理解があるだけではなく、要求されるレベルも高いので、こちらがわも、それに見合ったアイデアを出さなくてはならないのだろうが。

コピーライターという仕事を、ちょっと休んでいる主人公。その生き方は、今までの喜多嶋作品の主人公たちと同じように、自分の人生を、自分の思い通りに生きている。しかし、その歩みは、少しのんびりと歩んでいるような感じだ。

気負わず、のんびりと、自分らしく。そんな中川凛の、今後の物語もぜひ読みたいと思う。シリーズ化されればいいな。

燃えろ!新日本プロレス

最近では、テレビ放送を観ることもなくなったのだが、昔はプロレスファン、とりわけ新日本プロレスの熱いファンだった。

面白い試合のテレビ放送は必ず録画し、ビデオテープのツメを折って大事に保管していた。興味のある試合の翌朝は、学校へ行く前に駅まで新聞を買いに行っていたし、週刊プロレスも、創刊号からずっと買い続けていた。地元で興行があるときには、必ず足を運んでいた。80年代の新日本プロレスはほんとうに熱く、ほんとうに熱中していた。

今月集英社から創刊された、『燃えろ!新日本プロレス』には、熱かった時代の新日本プロレスで繰り広げられた、数々の熱闘を収録したDVDが付いている。

創刊号のDVDに収録されているのは、猪木失神事件が起こった、第1回IWGP決勝の猪木vsホーガン戦。同決勝リーグの猪木vs前田戦。タイガー伝説の始まり、タイガーマスクvsキッド戦。新日外国人対決のベストバウト、アンドレvsハンセン戦。どれもが新日本ファンにとっては伝説の試合だ。このDVDを観ると、熱かったあの頃の気持ちがよみがえってきた。

突然目の前に現れたアンドレの大きさに、足がすくんだ思い出。猪木、タイガー、長州などの試合で叫び疲れ、翌日には声が出なくなった思い出。ストロングマシンに追いかけられ、裸足で会場内を逃げ回った思い出。あ〜もうキリがないくらい、次々とよみがえってくる。

この本は隔週発売ということなので、もう第2号も発売されているのかな。毎号買うほど余裕はないので、気になる試合が収録された号は買おうと思う。よみがえれ、闘いのワンダーランド!

OS X Lion

うちのMacBook Proも、ようやくOS X Lionユーザの仲間入りを果たした。

使用しているソフトやドライバの対応状況を調べながら、モタモタしているうちに仕事の方が忙しくなり、結局、OS X Lionの発売から2か月ほどたって、ようやくのインストール。

最初は普通にアップグレードインストールをしたが、やはりメジャーアップグレードなのだからと思い、サクッとクリーンインストール。すっきり~。

OS X Lionにしてから戸惑うという意見が多く見られるのが、従来と方向が逆になったスクロール。これは、OS X 10.6の段階でScroll Reverserというソフトを使い、事前に慣れておいたのでまったく問題なし。今では、仕事で使っているOS X 10.5のMacでも、OS X Lionと同じスクロール方向にして作業をしている。

OS X Lionにして、これは便利だと感じたのが、Dockに納まりきらないアプリケーションへのアクセスが簡単になったLaunchpad。それと、従来のExposéとSpacesに変わる、Mission Controlだ。両方とも、Magic Mouseからワンアクションで開くようにしたので快適快適。

VMware Fusionは、USサイトでプロモコードを使い、対応バージョンを格安で購入できたし、Canon PIXUS MP980も、プリントアウト、スキャニングとも対応ドライバで問題なし。いろいろと入れていたソフトもほとんどが使えている。

ひとつだけ問題があったのは、フォント管理ソフトのSuitcase Fusion。OS X Lionへの対応は現行バージョンのみ。使用しているのは古いバージョンなので、アップグレードをしなければならないのだが、Suitcase Fusionは例年この時期にバージョンアップがされている。ということで、今のところは見送り状態。どうするかな。

そうそう、Safariでのダブルタップによるスマートズームや、左右スワイプによるページ履歴の移動が快適すぎて、Magic Mouseをもつ手の指を、意味もなく動かしてしまうのは、ちょっと嬉しがりすぎだろうか?

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