POCKET BASE - Category:Review

鈴木英人作品集

鈴木英人の新しい画集『鈴木英人作品集 2006-2009』を購入した。写真は、その新しい画集と、以前に葉山のパーティーで頂いた『鈴木英人作品集 1997-2005』。

作品の一点一点に、鈴木英人本人による解説がついているのは、嬉しいポイント。

私が大好きな作家の喜多嶋隆と鈴木英人は親交が深いため、喜多嶋隆ファンクラブ会員特典として、鈴木英人と喜多嶋隆のサイン入りで購入。

鈴木英人の作品といえば、多くの広告や、ミュージシャンのアルバムジャケットなどにも使われており、誰でも一度は目にしたことがあるだろう。

デザインを学んでいた学生の頃、勉強のために、この画風をまねて絵を描いたのが、今では懐かしい思い出。そういえば、鈴木英人の絵が入ったシャンプーを、昔使っていた記憶が……。

アメリカ西海岸や湘南などを舞台に、夏の光と風を感じ取ることができる爽やかな絵を集めた画集のおかげで、一足先に夏気分を満喫できた。

君はジャスミン

喜多嶋隆の新刊、『君はジャスミン』が角川文庫より。タイトルに「ジャスミン」とあるが、花ではなく香りのほうで、今作は、さまざまな「香り」をモチーフにした、4本の短編集。

また、それぞれの物語の舞台は、湘南、ニューヨーク、シンガポール、ニューカレドニアと、最初の湘南以外、喜多嶋作品ではめずらしい場所が舞台となっている。

過去の記憶を思い出す、きっかけになることがある「香り」。もちろん、化粧品や香水といった、フレグランスの香りだけでなく、食べ物などのフレーバーの匂いなど、いろいろな香りと匂いでよみがえる思い出。

あらためて考えてみると、たしかに人生のさまざまな場面と、何かしらの香りが結びついていることが多い。今作の『君はジャスミン』は、そんな、ほろ苦かったり、甘酸っぱかったりした、〈人生の断片〉を思い起こさせるような作品だ。

栗コーダーカルテット 夏から秋へ渡る橋 春編

富山市のフォルツァ総曲輪で行われた、栗コーダーカルテットのライヴに行ってきた。昨年の夏から続いているツアー「夏から秋へ渡る橋」も、冬を通り越して春編となり、この日がラス前のライブだったらしい。

リコーダー以外の楽器が専門の、栗原正己、川口義之、近藤研二、関島岳郎の4人が、なぜかリコーダーを手にして結成したグループが「栗コーダーカルテット」。

そのグループ名にもあるとおり、主にソプラノ・アルト・テナー・グレートバスの4本のリコーダーを使っているが、それらの他に、ハーモニカや鍵盤ハーモニカ、ウクレレやクラシックギターなど、さまざまな楽器も組み合わせ、ゆる〜い音楽を奏でる。

ライブ中、何度も楽器を持ち替えていたが、中でもアンデス25という、鍵盤ハーモニカのような楽器にはビックリした。吹き出すと、まるでリコーダーのような音色。CDで聴いていた時にリコーダーだと思っていた曲が、これで吹かれていたなんて。メーカーの鈴木楽器のサイトに特集記事もあり、読んでみるとなかなか興味深い楽器だ。

また、栗コーダーカルテットのメインとなる、リコーダーで有名なメーカーといえばヤマハ。子供の頃に吹いていたリコーダーもヤハマ製だった。そのヤマハの、学校教育関係者向けサイトに、栗コーダーカルテットが子供たちと一緒に、リコーダー工場を見学しているムービもある。こちらもなかなか面白い。

とにかく、リラックスしたい時に聴いていた栗コーダーカルテット。初めてとなる、栗コーダーカルテットのライブも、ゆる〜くリラックスできる、楽しいライヴだった。

Page 20 of 60« Newest...10...1819202122...304050...Oldest »

Utilities