POCKET BASE - Category:Review

バーバー吉野

その町は、どこにでもあるような、普通の田舎町だった。ただひとつ、その町の少年すべてが、「吉野刈り」というマッシュルームカットにしていることを除いては……。

『バーバー吉野』は、2003年に発表された映画で、荻上直子監督の、長編初監督作品。主演には、もたいまさこ。二人のコンビは、この『バーバー吉野』から、『恋は五・七・五!』、『かもめ食堂』、『めがね』へと続いている。

なかなか観る機会がなかったのだが、先日、やっとDVDで観ることができた。

床屋のおばちゃん役を演じるもたいまさこは、あいかわらずの好演。そして、町の少年たちの演技も、素朴で、この作品のテイストにとてもあっている。

その少年たちが、「吉野刈り」という、100年以上も続く町の伝統に反旗を翻し、プチ家出をするところからの流れは、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿させるというのは、少し大袈裟だろうか。

純真だった少年時代。ささやかな反抗心。初恋。すこしづつ昇ってゆく大人の階段。そんな時代を思い出し、ちょっぴり、こっぱずかしい気持ちにさせてくれる作品。

ところで、先日、荻上直子監督の最新作『トイレット』が発表された。今夏の公開を予定しているらしく、すべてカナダのトロントで撮影されたとか。そして、唯一の日本人キャストとして、今回も、もたいまさこが出演するそうだ。これは期待できるかな?

BetterTouchTool

AppleのMagic Mouseは、マルチタッチでの操作が快適で、とても気に入っているのだが、やはり中央クリックをできないことが不満だった。

そんな不満もあっさりと解消してくれる、ありがたいソフトがいろいろと出ていたので、いくつか試してみたところ、「BetterTouchTool」というソフトが良さそうな感じがしたので、今のところこれを使用中だ。

BetterTouchToolは、Mac OS X 10.6以上に対応したソフトで、標準でサポートされている1本指クリックだけでなく、2本指や3本指、4本指でのクリック、上下左右のスワイプにと、さまざまなジェスチャーにアクションを割り当てることができる。また、トラックパッドのように、タップでの操作もでき、とにかく設定できる項目が多い。

まさに痒いところに手が届くという感じで、シンプルなMagic Mouseが、数十種類のアクションに対応した多機能マウスへと変貌し、大幅に使い勝手が向上する。

また、マウスの軌跡の速さや、タップの感度なども設定できる。Appleのマウスは、標準のドライバで軌跡の速さを最大にしても遅いので、BetterTouchToolで好みの速さに調整することで、さらに快適に。

なお、BetterTouchToolは、Magic Mouseだけではなく、マルチタッチトラックパッドにも、いろいろとジェスチャーを追加できるらしいが、うちのMacBook Proは、マルチタッチではない、ただのトラックパッドなので、BetterTouchToolの機能をフルに使えないのは残念なところだ。

エアーパッドソール

AppleのMagic Mouseは、トラッキング精度の高いレーザーエンジンのおかげで、マウスパッドなしでも、さまざまな表面で使うことができる。

しかし、パワーサポートの「エアーパッドプロIII」という、以前より使っていたマウスパッドがお気に入りなので、そのまま使用している。

エアーパッドプロIIIは、「史上最強のマウスパッド」という謳い文句どおり、ほかのマウスパッドでは味わえない、スムーズな操作感が最大の売りだ。一度この感覚を知ってしまうと、ほかのマウスパッドでは満足できず、会社でも自宅でも、ずっとエアーパッドプロIIIを使用していた。……ちょっと高いけれどね。

そして、そのエアーパッドプロIIIと一緒に使うことで、その操作感がよりいっそうアップするという「エアーパッドソール」の、Magic Mouse用があると知り、さっそく購入してみた。

エアーパッドソールを、Magic Mouseの底面に貼って使用してみると、まさにエアーホッケーをしているかのようなマウスの滑り。

Magic Mouseは、単3電池を2本内蔵するために少し重くなるのだが、エアーパッドプロIIIとエアーパッドソールのセットを使うことで、そのスムーズな操作感から、マウスの重さが軽減された感じがして大満足。

セクシーなMagic Mouseは、やはり軽やかに使いたいものだ。

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