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五百羅漢と八百羅漢と……誰?

まだ子供だったころ、羅漢様の頭に手を乗せて、温もりを感じたらそれがご先祖様だ、というようなCFをテレビでやっていた。ローカルCFだとは思うが、どこの会社だったのかは覚えていない。ただ、その舞台となっていたのが、富山市五艘の呉羽山にある「長慶寺」の五百羅漢だというのは覚えている。

ということで、久しぶりに、そんな長慶寺まで。境内裏の斜面には、たくさんの石仏が並んでいる。数えたことはないけれど、おそらく500体ぐらいあるのだろう。同じ顔は2体とないと言われれとおり、どの羅漢様も個性的なお顔。

ここに来ると、いつも羅漢様の頭に手を乗せてはみるのだが、残念ながらご先祖様に出会ったことはまだ無い。いつか出会えるかな。

そういえば、ほかにも石仏が並んでいる所があったなと、富山市内を神通川沿いに上流へ向かい、富山市牛ヶ増の神通川第2ダム近くにある「おおざわの石仏の森」まで足を伸ばした。こちらは八百羅漢。ここに約500体と、もう800メートルほど上にある「ふれあい石像の里」に約300体で、計800体の羅漢様。

仲間を紹介していたり、ピースサインをしていたり、志村〜、後ろ後ろ!と言われて振り向いていたり、などなど。一体づつ見ていると、いろいろな想像をかき立てられるほど、こちらの羅漢様もさまざまなお顔。

上流の「ふれあい石像の里」には、十二支の石像がお出迎え。ここには羅漢様だけではなく、誰? と言いたくなるような石像もいっぱい。どうやら、ここの八百羅漢発案者の、先生・先輩・知人・友人・社員・親族などの石像らしい。

記念写真を撮るように真面目な顔の人もいれば、満面の笑顔をしていたり、お茶を飲んでいたり、ここでもピースサインの人がいたり、ほかにも何でこのポーズを選んだの? というような石像が。

いろいろな石像に囲まれ、なんだか心が和んでくるような不思議な気分。いやぁ、やっぱりここは富山の隠れた名所だね。

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