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高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーがオープン

地元高岡市出身の漫画家、藤子・F・不二雄をテーマとしたギャラリー「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が高岡市美術館にオープンした。約4年前、神奈川県川崎市に「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしたときは、出身地としてちょっと残念というか悲しい気持ちだったが、やっと高岡にもギャラリーができた。まあ、美術館のワンフロアなので、規模は川崎のよりも断然小さいけれどね。

ちなみに、「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」がオープンした12月1日は、藤子・F・不二雄の誕生日でもある。そして、4年前の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のオープンは9月3日で、ドラえもんの誕生日だった。

美術館の2階へ上がり、大きな「どこでもドア」を通り抜けると、そこはもう藤子・F・不二雄の世界だ。まずは原点となる高岡時代。ファンには有名な手作り幻燈機が再現され、高岡時代の写真などが氏の言葉とともに映像で流されていた。また、少年時代の投稿作品や手作り冊子など貴重な作品も。上京時に持って行った「カバン」が展示されていたが、これもマニア垂涎の品だろうなぁ。もう『まんが道』そのまま。

プロの漫画家となってからのコーナーには、『ドラえもん』など有名作品の原画の数々や、使い続けていた愛用の道具などの展示。また、オリジナルショートムービーの上映や、作品を読むことができるライブラリーなど、子供が楽しめるコーナーもあった。

作品内で高岡の風景が感じられる場面や、高岡銅器で製作されたドラえもん像など、地元と絡めた展示もいくつかあったが、そのあたりで規模の大きな川崎のミュージアムとは少し違う感じにして、今後は“ふるさと”ならではの展示がもっと充実すれば面白いと思う。

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