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みんな孤独だけど 喜多嶋隆

誰もがみな孤独を抱えながら生きている。だからこそ自然と寄りそい、惹かれ合っていく……。文化の違うニューヨークの商社で孤軍奮闘する日本人女性と心の傷を抱えたビル警備員との暖め合うような恋、葉山のさびれた保養寮で、自分の信念に従って生きる2人が交わしたひと夏のほのかな恋……。時に孤独を友にしながら、前向きに強く生きようとする女性たちの恋の瞬間を描いた、元気がもらえる4つの恋愛ストーリー。

喜多嶋隆『みんな孤独だけど』(角川書店、2012年)、カバー

喜多嶋隆の新刊、『みんな孤独だけど』が角川文庫より。孤独と向き合うヒロインたちの恋模様を描いた、4編の恋愛ストーリー集。

それぞれの生き方を持つヒロインたち。漫画家、スポーツフィッシャーのキャプテン、商社ウーマン、陸上の短距離ランナー。彼女たちは、何かしらの孤独を感じてはいるが、それは、何かから逃げてしまったための孤独感ではなく、まわりに流されず、自分らしく生きることと引き替えに、付いてきたしまった孤独感だ。

だからこそ、彼女たちは、その孤独を受け止め、向き合い、真っすぐと、夢に向かって生きている。そういう姿は、素直に美しいと感じる。

今までの人生で孤独感を感じた時、それは、何もしなかったための孤独が多かった気がする。同じ孤独でも、彼女たちのような前向きな孤独なら、頑張れるんだろうな。そういうふうな生き方をしたいと思う。

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