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倶利迦羅不動尊 厄除け念仏赤餅つき

石川県の倶利迦羅不動尊で昨日から始まった「八重桜まつり」。初日の昨日と今日、恒例の「厄除け念仏赤餅つき」がおこなわれた。

昔、倶利伽羅峠で旅人に悪さをする猿たちに困っていたらしい。すると、和尚さんがお不動さまからのお告げで、赤く染めた餅を猿たちに与え食べさせると、猿たちは二度と悪さをしなくなったという。以来、この赤餅は霊験あらたかな「厄除けのお餅」として今日まで受継がれているそうだ。

皆で「懺悔、懺悔、六根清浄〜」と唱えながら赤餅をつく。今までは見ているだけだったが、今年は餅つきにも参加して厄除けを祈願した。

参加者にはつきたての赤餅が振る舞われ、ご住職の言葉と共に皆一斉にその場で食べるのだが、家族のへのお土産にも「赤餅」を買って帰る。

八重桜まつりといっても、山頂ではまだ桜が咲いていなかったので、代わりと言ってはなんだが、帰る途中で小矢部市の浄教寺にある、世界に1本しかないとされる手毬桜を見てきた。

その名のとおり手毬のように綺麗な花を咲かせており、古木なのか少しくたびれた感じもあるが、なかなかいい佇まいだ。新種と発表されてから有名になり、写真を撮りに来る人も多いらしい。

しかし、この日来ていた人や、ネット上の写真などでも、囲いをしてある中に入り、根元を踏みしめて撮っている人を見たが、桜の木、とくに弱っている桜の木にとって、このような行為はとてもよくない行為。

綺麗な桜の絵を撮るために、桜の木を痛める行為をしていては本末転倒。桜の木のためにもマナーは守って欲しいものだ。

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