POCKET BASE - 2009 年

Casa BRUTUS 特別編集 浦沢直樹 読本

マガジンハウスより発売された『Casa BRUTUS 特別編集 浦沢直樹 読本』を購入。

浦沢直樹といえば、『YAWARA!』や『MONSTER』、『20世紀少年』など、数多くの作品を生み出し、日本を代表するといっても過言ではない漫画家のひとり。

このムックは、映画『20世紀少年 <最終章> 僕らの旗』の、今週末からの公開にあわせて発売されたものと思われるが、中身は映画の宣伝ではまったくなく、浦沢直樹のこれまでの作品郡の解説、ロングインタビュー、仕事場であるスタジオナッツの風景、作品の制作プロセスなどなど、じゅうぶんに満足できるボリューム。

なかでも、浦沢作品が、海外でどのように受け入れられているかということを紹介した記事が、日本人とはまた違った目線を知ることができ、とても面白い。

このムックで、浦沢作品の世界にたっぷりと浸りながら、今週末に公開される映画を楽しみにしよう。

PowerPC

Adobe Systemsが、次期Creative Suiteシリーズと次期Lightroomで、PowerPC搭載Macをサポートしない方針を明らかにした。

Appleが、MacプラットフォームのCPUを、PowerPCからIntel製へと移行して約3年。その間、Appleをはじめ各ソフトメーカーは、両方のCPUをサポートしてきた。

しかし、Appleが、来月発売する予定のMac OS X 10.6で、PowerPC搭載Macには対応しないことを発表。そして、今回のAdobe Systemsによる方針の決定。これでやっと、古いプラットフォームの縛りから開放され、次の次元への進化に踏み出すことになった。

Adobe Creative Suiteシリーズといえば、グラフィックデザインやWebデザイン、DTPなどの分野においては、必須ともいえるアプリケーション郡。これまでも、新しい技術を導入し、どんどんと便利なツールに進化してきた。

そんな便利なツールだが、グラフィックデザイン、とくにDTPの業界では、最新のバージョンへの移行が遅れており、さまざまな理由から、いまだに旧態依然とした状態で仕事をしているところが多い。しかし、今回のような流れに乗って進み出すのか、それともガラパゴス化への道をたどるのか、DTP業界の未来にしばらく注目していきたい。

また、このような流れは、ほかのメーカーにも波及し、大きく、そして、どんどんと加速していくと予想される。私は、いくつになっても、進化の流れに取り残されず、常に新しいものを吸収し、ずっと成長を続けていきたい。今回のニュースは、ふと、そんなことを考えさせられるニュースだった。

第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2009

富山県立近代美術館で、来月の27日まで開催されている「第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2009」に行ってきた。

世界ポスタートリエンナーレトヤマは、1985年に開催された第1回から、3年に1度のトリエンナーレ方式で開催されている、日本で唯一の国際公募のポスター展。私も、世界中から集まる最新のポスターを、毎回勉強も兼ねて見に行っている。

また、10月18日までの常設展として、「オマージュ・福田繁雄のポスター」も開催されている。今年の1月11日に急逝された、グラフィックデザイナー福田繁雄の主要作品が展示されており、こちらも見ごたえあり。

いろいろなしがらみに縛られたり、憤懣やる方ない気持ちで、毎日の仕事をしている身にとっては、そういったものを忘れさせてくれ、良い刺激をもらえる、とてもありがたい機会。世界中から集まったポスターは、どれも素敵んぐなデザインで、たっぷりと眼福にあずかってきた。

Page 9 of 21« Newest...7891011...20...Oldest »

Utilities