POCKET BASE - 2009 年

Ricoh GXR

リコーから、レンズ交換可能なコンパクトデジタルカメラ「GXR」が発表された。現在愛用している「Caplio GX100」の現行機種である「GX200」の後継機種になるらしいが、そうすると、ひそかに期待していた「GX300」はないということかな。

レンズ交換可能といっても、「GXR」は少々特異な方式で、レンズと映像素子、画像処理エンジンをユニット化した「カメラユニット」ごと交換するという、独創的なシステムになっている。これにより、1台のカメラで、手軽なコンパクトカメラから、一眼レフなみの高画質カメラまで、シーンに合わせて簡単に切り替えることが可能になる。

公式サイトなどの情報を見ていると、かなり魅かれるのだが、問題はこのシステムが今後どこまで普及していくか、というところだろう。

リコーだけの独自方式となるのか。それとも、リコー以外のメーカーが、この方式に参入してくるのか。ほかのカメラメーカーやレンズメーカーが、この方式に参入してくれば、かなり面白い展開になると思うのだが。

昨年発表され、パナソニックとオリンパスから対応カメラが発売されている、マイクロフォーサーズシステムと、どちらが普及するのか? とりあえず、あわてて手を出さないで、しばらくは静観してみようと思う。

プール

桜沢エリカが原作、小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮が出演の映画『プール』を観てきた。

舞台は、タイの古都チェンマイ。郊外の、小さなプールのあるゲストハウス。そこに集まった、5人の6日間の物語。

小林聡美、もたいまさこが出演とくれば、大好きな映画の『かもめ食堂』『めがね』から続く第3弾という感じ。加瀬亮も、『めがね』に続いての出演だしね。ずっと楽しみにしていた映画が、やっと地元で公開した。できれば、もうすこし暖かい時期に観たかったかな。

今作の『プール』は、『かもめ食堂』『めがね』と監督・脚本が違うためか、前の2作と比べ、少し毛色が違う感じがした。それでも、映像全体から感じられる、彩度を少し落とした色合いのような、優しく癒される雰囲気は変わらない。

小林聡美が演じる京子の娘、さよ役の新人、伽奈の演技が、初々しいというか、たどたどしいというか……。4年ぶりに会う母親の、見知らぬ人たちと楽しそうに暮らす姿に戸惑う娘、という感じが、とても良く表現されていたと思う。

そして、劇中に出てきた、小林聡美がギターを弾きながら、プールサイドで歌う「君の好きな花」という歌。なんと、本人の作詞作曲らしいが、のんびりとして、この作品にピッタリな曲。こんな才能もあるんだねぇ。

A LONG VACATION From Ladies

Amazonから、予約注文していたアルバムCD『A LONG VACATION From Ladies』が届いた。

これは、1981年に発表された大瀧詠一の名盤『A LONG VACATION』を、さまざまな女性アーティストがカバーした、トリビュート・アルバムだ。

カバーモノのトリビュート・アルバムが、オリジナルのアルバムを超えることができないのは世の常であり、当然『A LONG VACATION From Ladies』も、その例に漏れることはないのだが、これはこれで、なかなか面白い企画だと思う。

今井美樹が「カナリア諸島にて」を歌えば、それは今井美樹の曲になっているし、つじあやのが「恋するカレン」を歌えば、それはつじあやのの曲になっている。

それぞれの曲は、アーティストに合ったアレンジがなされており、それぞれのアーティストが、自分の曲のように歌っている。「これはもう 新しいアルバム 僕はその 幸せなリスナー」という、大瀧詠一のコメントどおりだ。

この、『A LONG VACATION From Ladies』は、新しいアルバムとして楽しめるとともに、オリジナルである、大瀧詠一の『A LONG VACATION』の素晴らしさも再認識させられるアルバムだ。

Page 3 of 2112345...1020...Oldest »

Utilities