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椅子の森から 20世紀の椅子コレクションより

富山県立近代美術館で今月の25日まで開催中の企画展「椅子の森から 20世紀の椅子コレクションより」に行ってきた。

暮らしの中でなじみの深い道具である「椅子」。大量生産が始まった19世紀中頃から今日までの、さまざまな国のデザイナーによる名作デザイン約160点が、時代や造形的特徴などのテーマの下に紹介されている。

八つのテーマにわけられた会場内。いくつかの椅子は実際に座る事ができ、視覚だけではなくその感触も楽しめる作品が置かれている。さまざまなデザインの椅子を見て歩く。その中の椅子に座って少し休憩し、まわりの椅子たちを見渡す。そしてまた次のテーマの椅子たちの所へ歩き出す。そんなふうに、椅子の森を散歩するような感覚で楽しめる企画展だ。

全ての椅子が座れるというわけではないが、それでも、普段は座る事ができないような椅子たちに座る事ができたし、ちょうど学芸員さんによる説明会が始まる時間だったので、説明を聞きながら会場内を回る事ができ、なかなか楽しめた。

さまざまな椅子があったが、特に倉俣史朗の『Miss Blanche』を間近で見られた事が良かった。以前、何かの本で見た時にその美しさに引かれ、是非一度この目で実際に見てみたいと思っていた椅子だ。さすがに座る事はできなかったが、あれはもう座る椅子ではなく、存在する空間を楽しむための椅子だね。とにかく綺麗で本当に一見の価値あり。この椅子を見る事ができただけでもう大満足だ。

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