- 2006-05-31
- News
- サッカー, スポーツ
サッカーワールドカップのテストマッチとしてレバークーゼンで行われた対ドイツの国際親善試合。結果は2−2ということで、ドイツ相手に大健闘したという感じ。内容の方は日本代表の良い面も悪い面も出た試合で、まさにテストマッチ。
攻撃面では1タッチ2タッチという少ないタッチのパス回しで相手ゴールまで、というのが何度も見られて結構良かったかな。これが本番でも出来ればいい試合が見られると思う。しかし、あいかわらず高さに対して弱い所が浮き彫りになり、それが結局セットプレーからの2失点につながってしまったのは残念。対戦国は当然このあたりを付いてくるだろうね。
まあ、ワールドカップに向けて気持ちを高ぶらせてくれたいい試合だったと思うので、そういう面では満足かな。ついでにワールドカップの試合が放送される時間に目を覚まして試合を見て、一日を無事に過ごせるかという、見る側にとってのテストマッチでもあった訳だが。やはり毎日あの時間は体にきついような気がするのでちょっと心配だ。
- 2006-05-12
- Review
- ピアノの森, 本, 漫画

一色まことの『ピアノの森』第12巻。森の端という歓楽街で育ち、小さなころから森の中に捨てられた古いピアノを弾いて遊んでいた主人公の一ノ瀬海。ピアニストの父を持ち、自らもピアニストを目指す転校生の雨宮修平との出会い。かつて天才ピアニストといわれながらも、事故でピアニスト生命をたたれた音楽教師の阿字野との出会い。さまざまな人々との出会いを経てピアニストとして成長していく海の物語。
一時期休載されていたが復帰してからはゆっくりだが順調なペースで刊行されているので一安心。今回の第12巻では、海がいよいよ5年に一度ワルシャワで開催される世界最高峰のピアノ・コンクールであるショパン・コンクールに挑戦。
クラシック音楽をテーマとした漫画だと『のだめカンタービレ』が有名だが、あちらが楽しい音楽漫画だとすれば、こちらは感動する音楽漫画。まあ、どちらも好きなんだけどね。
一色まことの作品といえば『ピアノの森』の他には『花田少年史』が好きなのだが、今年の夏に実写映画化されて公開予定らしい。好きな作品だけに実写映画化となると楽しみ半分不安半分といったところか。
- 2006-05-08
- Review
- 喜多嶋隆, 小説, 本
わたしの分まで生きてください——。沢田敬一、38歳。光学エンジニアとして成功していたが、ある挫折から自殺を考え海に向かう。その海岸で不思議な雰囲気を持つ水絵に出会った敬一は、やがて、彼女の心に巣くう闇に気づく。夏の終わりの、淡くはかない恋——。喪失のいたみを知る大人のための号泣小説。

角川書店より喜多嶋隆の新刊『水恋 SUIREN』。昨年から続く3冊目となるハードカバーの単行本。シリーズ化?こちらはいつもの文庫本とは違い、静かに、ゆっくりと、そして深く、重い雰囲気。
最後はもう何といっていいのか、泣きました。切ないね。ちょっとヘビー。まあ、こういうのも嫌いではなかったのだが。最近は歳のせいか、小説でも映画でも爽快なハッピーエンドモノでないと気分的にきつくなってきているので、そろそろいつもの爽快感のある喜多嶋ワールドを楽しみたい。